今年も一年宜しくお願いします。

新年の挨拶の前に、先日の能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

九州の私共に出来る事は寄付と混乱を避ける事ぐらいしか出来ません。

自衛隊等による初期復旧を見守りつつも、防災意識について不動産業者として深く考える一年にいたします。

改めまして、明けましておめでとうございます。

今年もネコノイエ 株式会社タテトチを宜しくお願いします。

昨日起きた地震だけでなく、日本は台風に豪雨に火山と大規模災害が起きやすい国です。

災害への対応を考えるとき、事後行為である復旧と事前行為である防災に分けて考えなければなりません。

災害復旧に関するものはボランティアや寄付活動があり、不動産業者としては被災者への住まい提供と保険請求サポート等の業務がございます。

防災等の事前行為としては防災グッズの常備と避難所確認等があり、不動産業者としては取引物件の耐震基準適合確認斡旋や火災保険の紹介がございます。

私は10年くらい前から取引物件に耐震基準適合証明の検査を斡旋しております。

自社物件の場合は必ずしており、インスペクションや瑕疵保険等よりも重要視しております。

リノベーションやデザインリフォーム等と比較すると地味で目立たない仕事になりますが耐震基準適合検査はかなり重要です。

昭和40年代築の一戸建てで適合する物件もあれば、

平成10年以降築の一戸建てで不適合の物件もありす。

そしてこの制度自体を知らない業者さんやお願いできる建築士さんとのお付き合いが無い業者さんもいます。

既存住宅の取引制度の中ては比較的地味な制度なのかもしれません。

「映える」と言う言葉が認知されるようになり、その度合いが日常生活や仕事にも影響を及ぼすようになってきました。

災害時の復旧に携わる自衛隊さん達の活躍も日頃の地道な訓練や活動のおかげです。

現代社会は派手で目立つものにばかりに意識がいく構造になってますが、その先には混乱もついて周ります。

不動産取引も奇抜で派手なリノベーションに注力して耐震検査は後回しにされがちです。

そのような状況があるからこそ、耐震検査等の比較的地味な業務も不動産業者としてこれからも継続していき、安全で円滑な不動産取引を継続して行こうと思います。

記 ネコノイエ 山田竜嗣

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